"群論の味わい"/ SAGE のキューブ解法コマンド

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"群論の味わい" 第10章 語としての手順    p.252

定理 10.2.6   ルービックキューブ群の生成元 R, L, U, D, F, B に関する語の問題に対する決定アルゴリズムは、ルービックキューブを解くアルゴリズムと同一となる。

例 10.2.7   p.252

解は、word_ploblem コマンドお出力えある  x5*x6*x5^-1  の次の行以降に出力されています。SAGE は生成元 b, d, f, l, r  および u をそれぞれ x1, x2, x3, x4, x5  および x6 と書き換えていることに注意いてください。これによって、 SAGE はキューブの配置を元にもどすのに手順 r u r^-1 の逆を使っていて、それが合っていることが確認できます。
word_problem コマンドあ任意の置換群に使うことができるが、ルービックキューブ群に対しては、出力がより見やすく特化された solve コマンドがあります。
SAGE を使って、別の方法でルービックキューブを解くこともできます。
これは、ハーバード・コシエンバのアルゴリズムをディック・T.ウィンターが実装したものを使ってます。

備忘録

     /Dropbox/work-Sage/AdventureOnGroup/ch10-word

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