Mathematica v9 の散策

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統計解析: R と Mathematica

R を使った統計解析の本が沢山出版されておりよい本がある。

  • Using R for Introductory Statistics                    Jhon Verzani
  • R in Action   Data analysis and graphics with R     Robert I. Kabacoff

R はフリーソフトであると同時に、海外の大学では R を使った統計学の講義が行われていることが理由と考えられる。統計学の大学における位置づけが日本とは違うことを感じる。

一方、Mathematica を使った統計学の本は非常に少ない。私の持っているものとして次がある。

  • Statistics with Mathematica     Abell and Branson  中古本で購入                       Mathematica v3 対応で古い。現在は v9 であるので翻訳が必要である。
  • Mathematica Laboratories for Mathematical Statistics   Jenny A. Baglivo                  この赤い表紙の本には Mathematica のコードは無く、本のスタイルが違うことに戸惑った。ダウンロードできる Mathematica Laboratories が Mathematica のノートブックであった。
  • Mathematica クックブック   12章 統計とデータ解析 も参考になる。

統計解析を探して Mathematica v9 の中を散策

Mathematica を開いてヘルプをクリックすると、「ドキュメントセンター」、

「関数ナビゲータ」、「バーチャルブック」のメニューが現れる。

  • 「ドキュメントセンター」->赤い「データ操作」-> 「統計的データ解析」=>             「ガイド」にたどり着く
  • 「ドキュメントセンター」->「How to」トピック ->「数学とアルゴリズム」->  統計解析を行う」=>「How to」にたどり着く
  • 「関数ナビゲータ」->「数学とアルゴリズム」->「統計的データ解析」=>「ガイド」にたどり着く

このように「統計解析」の解説がちりばめられている。

オンラインセミナー M215: Applied Statistical Analysis

数年前に受講したことがあった。久しぶりにそのテキストを見直したところ、よく書かれている。セミナーのためのノートブックもある。目次を示す。

  1. Descriptive Statistics

  2. Statistical Distributions

  3. Hypothesis Testing

  4. Model Fitting

  5. Model Refinements and Diagnostics

  6. Models with Nominal Variables

  7. Special Topics

課題

 R を使った統計解析の本を基に Mathematica で実行したいものである。

その後、RLink を使って R 言語コードを実行できることが分かった。(3/27/2014)

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