EV の 1ヶ月の燃料費(電気料金)はいくらになるか?

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今年の3月始めにEV を購入し使い始めた。12月になったので燃料費(電気代)はいくらになるか調べてみた。

車の電気の充電はタイマーを付けて夜間電力(23時から7時) を使って行っている。深夜にはエコ給湯の運転も行っているが、この使用量は年によって変わらない。従って夜間電力の使用量について、昨年(2015)と今年(2016) の差を求めることにより車の電気代を推定できる。

東京電力会社が提供しているグラフを次に示す。"電化上手"のプランに契約しているので、昼間、朝晩、夜間の使用量を区別して昨年と今年のグラフが描かれている。3月に使い始めたので電気料金は4月から明らかな増加が見られる。

さらに、数値のテーブルも提供されているので、夜間電力についてグラフを描いてみた。さらに夜間電力の料金は 12.25円/kWh なので金額に変えたグラフを示す。

4月から12月の使用料金の平均値は 966円、標準編差 327円になった。これが EV の一月の燃料費である。

1km 当の電気代は?

中古で購入したときの点検整備記録によれば走行距離は 14,112km であった。現在、12月9日の走行距離は 20,202km です。走行距離は差し引き 6,090kmになる。

一方、4月から12月までの電力量の和は 710 kwh である。従って、1km 当の電力量は

    710 kWh / 6,090 km  => 0.1166 kWh/km

夜間電力の料金の 12.25円/kWhを使って金額に直せば次の値になる。

    0.1166 kWh/km * 12.25円/kWh => 1.428 円/ km

燃費の良い車 37km/L を例にとりガソリン価格 124円/L を仮定して 1km 当の燃料費を計算する。

    1/37 L/km * 124 円/L => 3.35 円/ km

従って、現在使用している i-MiEV (中古)は経済的な車です。

更に加速がよく乗り心地がよい車です。

注意点

エアコンを使うと消費電力が増えるので正確な値を推定できない。また運転の仕方にも依存する。私の場合エアコンを使わないで運転してきたので比較的正確な値が求められたと思う。

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