sage -ipython notebook にこだわった理由

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1. 竹本氏の公開 Sage サーバーと "ワークシートのコピー"

最近、竹本氏の公開 Sage サーバーの sage が最新版 v 6.7 にアップデートされた。

Sign into the Sage Notebook v6.7

公開Sageサーバを使ってSageの習得をするための、実習方法を解説しています。

この中に書かれている、"実習用ワークシートのコピー"  の素晴らしさを最近まで理解できなかった。竹本氏のブログに載っている Sage のワークシートをコピーして使えるわけです。この環境をよく理解していなかったことが、 sage -ipython notebook にこだわった1つの理由です。

2. Sage -ipython notebook ではノートブックを directory 管理できる

Sage には IPython が標準で含まれている。 Sage のバージョンが上がれば IPython のバージョンも上がってファイラーも使いやすくなった。 Sage 6.7 では Ipython 3.0.0 である。

ノートブック( ipynb ) を directory管理できることが、 sage -ipython notebook にこだわった主な理由です。これに関して次に詳しく書かれている。これに巡り会ったのがきっかけでした。

Fernando Perez, The IPython notebook: a historical retrospective

まとめ

  • Sage work sheet ( sws ) は  "1個のフォルダー” で管理される。従って、分類して管理するには、ファイル名に工夫が必要です。竹本氏のブログに載っているワークシートの名前の付け方が参考になる。
  •  IPython にファイラーの機能が含まれている。IPython のノートブック( ipynb ) を ディレクトリで管理できる。
  • いずれにしろ両方を利用して理解を深めたいものです。

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