Mathematica v9 の散策: Graph

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Mathematica のドキュメントセンター

Mathematica v9 を使っている。ドキュメントセンターを開いてコマンドや関数の辞書として使っている。その他に

  • チュートリアル」があるので利用していた。
  • 「How to トピック」があることに最近気がついた。
  • MATHEMATICAガイド」がある。

グラフ理論を利用できる Graph オブジェクトを調べるために、ドキュメントセンターを散策したのでここに記す。

Mathematica には Graph が 3種類ある。

1. 標準で組み込まれている Graph

     「Mathematica ガイド」に説明が書かれている。

2. GraphUtilities の Graph

     Needs["GraphUtilities`"]

   「チュートリアル」がある。

    GraphUtilities は Graph の演算と GraphPlot 組み合わせてたものと理解できる。

    ToCombinatorica 関数を使って Combinatorica の関数を利用できる。

3. Combinatorica パッケージの Graph

       Needs["Combinatorica`"]

   「チュートリアル」に説明がある。

   Combinatorica の本がある。

注) GraphPlot でグラフを描画する「チュートリアル」がある。

  グラフの演算はできない。私にとってこれが混乱の元であった。

その後( 6/2015 )

  • バージョン8の時点で,Combinatorica に装備されている機能のほとんどがWolframシステムに実装された.
    Combinatorica
  • バージョン10で,Combinatorica パッケージの機能のほとんどがWolframシステムに組み込まれた.
    Combinatoricaパッケージ

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